アルマのコンセプト

病気をしっかり診て、しっかり説明して、しっかり理解して頂けるようにします。

 お話のできない“うちの子”の病気をしっかり把握するために、
まず病気解明の一番のてがかりとなる、飼い主様のお話しを徹底的にお聞きします。そして診察の基本となる“よく見て、よく聞いて、よく触って“を行ない、可能性のある病気についてご説明します。その後診断を確実にするために、必要に応じて血液検査をはじめとする各種検査(院内設備の設備へとばして下さい)を行います。
飼い主様にはイラストや筆記を用いながらその都度説明を行い、しっかりと理解して頂けるよう心がけています。。何時でも何度でもご質問を頂けますようお願い致します。


治療は体の負担を最小限に考えます。
内科的な角度から治療し、必要に応じて手術を行います。

 診断ができましたら、治療方針についてお話しいたします。
病気によっては治療方法が幾つか存在することがあります。できる限りそれぞれの方法のメリットとデメリットをわかりやすくご説明致します。大切な“うちの子”にはできるだけメスを入れたくないものです。ですから特に手術が選択肢に含まれる場合には、いつでも手術ができるように準備しながら、“このような状態になったら手術を行います。”というラインを設定するようにして、内科治療を優先した方法をできるだけ選択しするようにします。
とは言っても、早く治るなら、、、、と選択はとても難しいと思います。“私が飼い主だったら”という立場でも話をできるだけするようにしています。


入院が必要かは病状を見極め、入院によるストレスを考慮して決定致します。

 入院は“うちの子”が飼い主様と離れて不安な時間を過ごさなければならず、個体差はありますが精神的なストレスがかかります。当院では、犬用入院舎、猫用入院舎、集中治療舎(ICU)を完備してケアを行っています。しかし、入院に際しては病状を把握して、入院治療のメリットとデメリットを慎重に考慮して決定致します。そして入院期間もできるだけ短期間となるように努めます。
入院中は状態をご説明するために、毎日ご面会かご連絡をお願いしています。ご面会は診察時間内でしたらいつでもお受け致しておりますが、直接顔を合わせると帰りたくなってしまいますので、ガラス越しにごらん頂くようにお願いしています。


副腎皮質ホルモン(ステロイド)製剤をできるだけ使用しない治療をします。

 ステロイド製剤は“魔法の薬”と言われるほどいろんな病気の症状がすぐに良くなったように見える薬です。しかしこの薬を使い続けると、肝臓に負担がかかったり、感染症にかかりやすくなったり、筋肉が衰えたり、、、、、などなどとてもいろいろな副作用を引き起こす怖い薬でもあります。ヒトでは現在抗ガン剤や重度の膠原病(自己免疫疾患)に限って使用されています。
当院では、できるだけステロイド製剤を使用しない治療法を行っています。ですから治療効果が得られるまでに時間が必要なことをご理解頂くようにしています。どうしても一時的に症状を改善したい場合や、一回の使用で良くなると判断したときには使用することはありますが、その場合には必ず飼い主様にお話しをして承諾を得てから使用するようにしています。
ステロイド製剤にかかわらず、使用するお薬は全てお話しをして処方をしております。処方しました薬の内容はいつでもお話ししますので、お問い合わせ下さい。


食事と運動を通して、健康の増進に取り組んでいます。

①食事に関して

 当院ではハンドメイド食を中心とした食事指導を随時行っています。特に、
A.アトピー性皮膚炎のような免疫疾患
B.肥満
C.老齢、関節疾患
には、治療法の一環として勧めています。
食事指導はまず筋肉量、関節の可動性および負担の有無、体脂肪率などの体格検査をいたします。これを元に最適体重の算出を行って、カロリー計算とそれぞれに適した献立の作成をします。食事療法の一番大事な点は継続することですので、できるだけ飼い主様に無理のない方法を一緒に考えます。しかし、ハンドメイド食だけでは大変な大型犬やお忙しい飼い主様(特に朝は作るヒマがないなど)には、当院プロデュースの“アルマフード”もご用意しております。

②運動に関して

 最近食事療法を行っても、肥満や関節疾患の改善が見られない“うちの子”が多く見られ、運動の奨励をしてきました。しかし都会での運動や散歩はほとんどが堅いアスファルトやコンクリートの上で行うために、関節疾患が逆に悪化してしまうことがあります。このため当院では、付属施設の"Club Alma"でハイドロセラピーによる、エクササイズ、リハビリテーション、リラクゼーションを行っています。
A.最近皮膚病をはじめとした免疫性の疾患が非常に増加しています。この原因の一つに市販のドッグフード、特にドライフードに含まれる酸化した脂肪と添加物があります。これは製法および流通上避けられない成分であり、これがアトピーなどの免疫疾患を引き起こしやすくしています。
B.肥満は“万病のもと”。これは犬・猫にとっても一緒です。肥満の原因には食事の与えすぎと運動不足があります。ドライフードはとてもカロリーが高いので、少しでもあげすぎるとすぐカロリーオーバーになります。またよく使用されるダイエット食はメンテナンス食に比較して1-2割程度のカロリー減にしかなりません。これに対してハンドメイド食はカロリーを低く抑えられるので、たくさん与えることができ、満腹感を得やすいことも利点の一つです。
C.高齢になると使用されるシニア食は、腎不全の危険性を考慮して低タンパク高炭水化物な内容になっています。運動量も落ちてくるこの時期に、シニア食を食べていると筋肉量の低下ばかりか体脂肪が増加しやすくなります。その結果関節に負担がかかり、関節炎を発症したり、悪化させることになります。


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